NHKドラマ「続・遠野物語『ずぶぬれ』」
2011年3月21日月曜日・祝日
時間 14:00~14:48 (NHK総合)にて
出演:田畑智子、宮本信子、田中泯
☆田中泯 陶芸指導
陶芸家:菊池和好(薬師窯)
番組ウェブ 続・遠野物語
是非ともご覧ください。
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遠野物語
遠野の地勢にはじまり、神々の由来、天狗や河童、ザシキワラシ、魂の行方、神隠しや歌謡など、遠野に伝わる不思議な話が119話まとめられている。厳しい気候風土の中で、遠野の人々は、自然をあがめ、恐れ、交流と調和を保つことによって暮らしてきた。その経験に培われた民話、郷土芸能、年中行事などの民間伝承が『遠野物語』に結晶されている。
柳田國男(著者)
明治8年(1875)7月31日、兵庫県神崎郡福崎町に生まれる。東京帝国大学法学科で農政学を学び、卒業後、農商務省に入省。農村視察・調査体験や佐々木喜善との出会いなどをきっかけに、風俗・文化の中から日本人の特質を求める学問を志すようになる。
大正8年(1919)に官界を辞してからは本格的に日本各地を訪ね、昭和37年(1962)88歳で世を去るまで伝承や方言、習俗などを集め多数の著書や論文を著して「日本民俗学の父」と呼ばれる。明治43年(1910)に発刊された『遠野物語』は、日本民俗学の出発を告げる記念碑ともなりる。