写真集 ★ 田中泯 × 田原桂一「光合成」

写真集2016年6月3日発売開始!

『光合成』
PHOTOSYNTHESIS 1978-1980
MIN by KEIICHI TAHARA

定価:本体7,500円(税別)
発売日:2016年6月3日
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W21×H28cm 136 ページ
限定1000部
ISBN:978-4-905052-97-5
Published by SUPER LABO


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田中泯
クラッシックバレエとモダンダンスを学び、1960年代にはモダンダンサーとして活躍。その後 階級的思想と第二次大戦後の世相をそのままに反映した文化、ダンス「業界」に懐疑を抱き始める。1974年、独自の活動を開始、精神―物理の統合体として存在する身体に重点をおいた「ハイパーダンス」を展開させていく。これにより田中は当時の日本のダンス業界から距離をおき、さらに独自の踊りへの追求を深めていく。しかし同時に、この表現活動は日本、そして世界の知識人や美術作家たちとのコラボレーションへと繋がり、当時の現代美術、文化界に衝撃を与えた。その初期の田中泯の踊りが、写真家 田原桂一の写真集により、30年の以上の時を経て初公開される。

田原桂一
1978年から1980年の3年間にかけてダンサー・田中泯氏とともに試みた「光と身体」の関係性についてのフォトセッションである。
1978年10月、パリ・フェスティバル・ドートンヌ(パリ秋季芸術祭) 「日本の『間』展覧会」(会場:ルーブル装飾美術館/プロデュ-ス:磯崎新・武満徹)からこのプロジェクトは始まった。まだパリで「窓」の作品を撮り続けている最中、私が27歳、泯さんが33歳の時だった。光によって、見るという行為やそれに伴う感情が如何に翻弄されるか、そんな事ばかりを考えていた時期であった。「身体気象」という言葉が私たちを結びつけた。まさに光と身体が出会う瞬間である。私の写真行為のなかでこのプロジェクトは「対象」と「主題」が渾然と入り混じった実に不思議な3年間であった。
パリ、ローマ、ニューヨーク、アイスランド、ボルドー、東京、九十九里浜、秋川渓谷等、様々な都市のもと、そして大自然の中、異なった光や大気や季節の中で、ダンサーの身体がどのように反応して行くのか、あるいはただ単に人間の皮膚が神経がその触手を光の中にどのようにのばして行くのか。
フランス・ボルドーに残っている旧ドイツ軍が建造したUボートの潜水艦基地。空爆に耐えられるコンクリートの塊で覆われた巨大な器。複雑な光と記憶が交錯する空間のなかで誰一人観る人もなく光と身体が絡み合っていく。アイスランド、6月、白夜の季節、地熱地帯を昼と夜の境目も定かではなく車で次々と撮影場所を求めて走り回り続けた。沈むことのない太陽、地面は熱を帯びて黒々と光り輝き、静寂だけが我々の周りにあった。シャッターを切る音とフイルムを巻き上げる音だけが、歩を進めて行った。
35年間、何故か放置されていたが、我々二人にとって今まさに原点回帰となる作品である。

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この貴重な写真集を是非ともご購入ください。
Madada Inc.