石原淋 (ダンサー)
★2012年11月24日より石原志保は改称いたしました。
1971年12月9日 鹿児島県出身
鹿児島純心女子中学・高等学校卒業。上京後、桑沢デザイン研究所卒業、在学中に、岩下志麻(女優)の育ての親、市川しげ子と出会い日常から演技についてのあり方を学ぶ。同時期にNHK演技学校にて演技を学び、1994年NHK音楽映像ドラマ「ハムレット幻蒼」にてオフィ−リア役で映像デビュ−。この番組での共演をきっかけに田中泯(舞踊家)を師事。その世界感の踊りへ、生活体系そのものから転身。山梨県での農業共同生活の日常と、数多くの舞踊公演を繰り返す中「おどり」が持つ、根源的な意味を追求していく。クラシックでも、コンテンポラリーでもない、またはポストモダンでもない、または前衛舞踊でもない、「名付けようのないオドリ」へのあこがれを求めて。野外、そして海外に至り、また舞踊世界だけでなくオペラ、映像ともに多方面に出演を重ねる。田中泯の主催する桃花村舞踊団(2000年2月―2006年1月)ではダンサーとして欠かせない存在とし頭角を現す。その後2006年より本格的にソロ活動を開始。灰野敬二(音楽家)とのコラボレーション(2006年8月―2007年11月)。現在も、師:田中泯の初の振付作品への試みは、石原との共同作業として、「昭和の体重」「踊り場作業『否連続』non-continuity」「野をさがす」シリーズを継続中。