池田龍雄展「アヴァンギャルドの軌跡」山梨県立美術館
6/19(土)~7/19(月)開催
オープニング記念パフォーマンス田中泯
2010年6月19日[土] 午後1:00より
場所:展覧会会場内、特別展示室
(申し込み不要、本展チケットが必要)
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池田龍雄(1928年佐賀県生まれ)
池田は15歳で海軍航空隊に入隊特攻隊員として敗戦を迎えたのち、1948年に多摩造形芸術専門学校(現多摩美術大学)に入学。まもなく岡本太郎や花田清輝らの先鋭的な運動に参加し、前衛芸術へと傾倒していきます。絵画におけるルポルタージュの可能性を探るなか54年の読売アンデパンダンで「網元」が注目を浴び諷刺と諧謔にみちたペン画のシリーズが生まれます。その後も「制作者懇談会」ほか様々なグループに加わり旺盛に作品を発表。60年代末からは概念芸術に関心を抱き、自らパフォーマンスも展開しました。さらに宇宙と生命の深奥を描いた。15年に及ぶ連作「BRAHMAN」を経て、今も精力的に制作を続けています。
本展は、こうした戦後から現在までの池田龍雄の60年にわたる仕事を概観するとともに、その間に出会った人々との交流を紹介しつつ、時代の軌跡を辿ります。
山梨県立美術館発行 チラシ文書より抜粋