月別アーカイブ: 2022年9月

読売新聞「あすの『考』」

読売新聞「あすの『考』」記者:鶴原徹也撮影:鈴木竜三映画・ドラマで強烈な存在感を示す俳優田中泯氏は、本業の舞踊で半世紀近く前衛に立ち続けています。人間の本質は踊りにあると考え、体で感じ知ることの重要性を強調し、現代について「身体感覚を忘れた情報偏重の世界は立ち行かない」と危惧しています。詳細は25日朝刊「あすへの考」で。(鶴)





【台風接近に伴い公演中止のお知らせ】

公演中止のお知らせ
大変申し訳ございません。台風接近に伴い「書寫山圓教寺」への経路 ロープウェイが運行中止になり、主催の姫路市立美術館の判断により公演中止となりました。田中泯本人もとても楽しみにしておりましたので、本当に残念ですがご理解をよろしくお願い申し上げます。Madada Inc.

 
杉本博司-Noh Climax
常行堂後期展示を記念して、田中泯のパフォーマンス

出演者:田中泯
日時:9月19日(月・祝) 
午後5時から(1時間程度を予定) 
場所:書寫山圓教寺 常行堂

参加申込方法:下記URLから9月12日(月曜日)までに

主催 姫路市立美術館





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オフィシャル配信内容

杉本博司はかつて、自身の作家活動の原点とも言える写真技法を和歌の伝統技法である本歌取りと比較し、「本歌取り論」を展開しました。この中で杉本は、日本文化の伝統は旧世代の時代精神を本歌取りすること、つまり古い時代の感性や精神を受け継ぎつつ、そこに新たな感性を加えることで育まれてきたものであろうと述べています。更には、日本だけでなく世界中の文化に本歌を求め、自身の創作においても本歌取りを試みています。

杉本は本展で、自身の表現領域の拡大に伴い、写真技法のみに留まらない更なる「本歌取り論」の展開を試みます。時間の性質や人間の知覚、意識の起源といった杉本が長年追求してきたテーマを内包しながら、千利休の「見立て」やマルセル・デュシャンの「レディメイド」を参照しつつ独自の解釈を加え、新たな本歌取りの世界を構築します。

この新たな本歌取りを表現すべく、初公開となる屏風仕立ての写真作品≪天橋立図屏風≫とその発想の源泉となった頴川美術館旧蔵の≪三保松原図≫(兵庫県立美術館蔵)や、春日大社に関わりのある≪金銅春日神鹿御正体≫(細見美術館蔵)とそれを本歌とした≪春日神鹿像≫など、杉本作品と共に、その本歌となったさまざまな作品が展示されます。

また、尾形光琳の≪紅白梅図屏風≫を本歌とする≪月下紅白梅図≫や、代名詞ともいえる大判の写真作品をはじめとする杉本の代表作に加えて、姫路城を撮影して屏風に仕立てた≪姫路城図≫、書寫山圓教寺所蔵の≪性空上人坐像≫を本歌とした写真作品≪性空上人坐像≫といった姫路の文化財に触発されて生まれた新作を通して、杉本作品の底流に常に存在してきた本歌取りの概念を紐解きます。

前期: 9月17日から10月10日
後期: 10月12日から11月6日

[関連イベント]
1. 杉本博司×千宗屋「杉本博司展 本歌取り」オープニングトーク
日時: 9月17日(土曜日)14:00〜15:30
登壇者: 千宗屋氏(武者小路千家家元後嗣)、杉本博司氏(本展出品作家)
場所: 姫路市立美術館 2階講堂
定員: 50名(参加申込多数の場合は抽選)

2. 講演 書寫山圓教寺の仏教美術 ―阿弥陀如来坐像を中心に―
日時: 9月24日(土曜日)14:00〜15:30
講師: 奥健夫氏(文化庁文化財鑑査官)
場所: 姫路市立美術館 2階講堂
定員: 50名(参加申込多数の場合は抽選)

3. 講演 書寫山圓教寺の仏教美術 ―性空上人坐像を中心に―
日時: 10月22日(土曜日) 14:00〜15:30
講師: 神戸佳文氏(兵庫県立歴史博物館学芸員)
場所: 姫路市立美術館 2階講堂
定員: 50名(参加申込多数の場合は抽選)

4. [講演]圓教寺常行堂仏後壁の≪二十五菩薩来迎図≫をめぐって
日時: 10月29日(土曜日)14:00〜15:30
講師: 増記隆介氏(東京大学准教授)
場所: 姫路市立美術館 2階講堂
定員: 50名(参加申込多数の場合は抽選)

5. 田中泯パフォーマンスイベント(仮)
日時: 9月19日(月曜日・祝日)
場所: 書寫山圓教寺常行堂
出演者: 田中泯氏
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

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市川嘉克 「田中泯1977」写真展

この書店がある「場所」も「古本屋」そのものもとても素敵です。本当にこの時代に貴重な場所と言えるかと思います。夕刻は人で賑わっていた。昨日、大事な映画の衣装合わせを終て短い時間だったがともかく淋と共に行ってきました。
二枚目の写真:画面右=40年以上前に会ったきりだったこの写真を撮影した市川嘉克氏。画面左=この企画発案者で、市川さんをバックアップし開催した、町田の仲見世商店街の中にある「書店Eureka(ユリイカ)」のオーナーの近藤映斗氏。

あの時代の僕。でもず〜っとオドリ続けているので、昔とういうと語弊がある気がする。皮膚感覚は全く遠い記憶でもなんでもない。が、時代はそうはいかない。僕らはたった数十年で失ったものが大きいのではないだろうか。この写真群は、僕本人にとっては嬉しい出現なのです。そのくらいその時の僕の身体の時間を写してくれていると思います。
「田中泯1977”写真展」開催してます。是非是非いってみてください。

ー田中泯





開催期間:
2022年9月16(金)、17(土)、18(日)、19(月)

古本屋:Eureka(ユリイカ)
住所:町田市原町田4–5-19 町田仲見世商店街2F

Eureka Instagram
市川嘉克 Instagram

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