月別アーカイブ: 2016年4月

再放送のお知らせ

NHK BS プレミアム ヒストリー「飛鳥の大宇宙~キトラに眠るのは誰だ~」
5/18 (水) 15:00 ~ 16:00 (60分)

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今からおよそ1300年前に描かれた「宇宙」のなぞが、解き明かされようとしている。奈良県明日香村にあるキトラ古墳は、300を超す星々を金ぱくで表現したプラネタリウムさながらの精密な「天文図」と、極彩色の霊獣「四神」がそろって描かれた貴重な古墳として、発見以来多くの人々の関心を集めてきた。これはいったい誰の墓なのか? この壁画の意味はいったい何なのか? 数多くの謎について議論が交わされてきた。しかし近年、遺骨の分析、絵の具の解析、周辺の古墳との位置関係の分析等によって、埋葬された人物の候補が次第に絞られてきている。その中から浮かび上がってきた人物とは? 古代史最大のなぞのひとつ、キトラ古墳の埋葬者に最新の研究成果から迫り、古代日本確立の知られざる舞台裏に迫る。

【出演】田中泯

ポレポレ東中野/4月9日(土)〜29日(金)

映画「無音の叫び声」(2015年/日本/日本語/122分)
2016年4月9日(土)〜4月29日(金)
連日午前10時30分と午後3時10分の2回上映
映画館:ポレポレ坐(ポレポレ東中野) http://www.mmjp.or.jp/pole2/

<スタッフ>
語り:室井 滋  
朗読:田中 泯

監督・構成・編集:原村政樹
撮影:佐藤広一、渡辺智史、原村政樹  
音楽:佐々木良純  
題字・絵画:草苅一夫

企画・製作・配給:映画「無音の叫び声」製作委員会

<コメント>
本当の言葉を僕は大地の生き物から教わった。
無音を解し許しあう世界こそ、人間の言葉だ
― 田中泯(ダンサー)

闘うことで、混乱と苦難をサバイバルしてきた
農民詩人・木村迪夫の言葉は、針路を照らす灯り
として、現在、さらに輝きを増している
― 村上龍(作家)



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映画宣伝チラシ ©『無音の叫び声』製作委員会

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農民詩人の波乱の半生 映画「無音の叫び声」上映
ひばりタイムス:北嶋孝

山形国際ドキュメンタリー映画祭2015で公式上映された映画「無音の叫び声」が4月9日から東京・東中野の映画館を皮切りに全国各地で上映される。登場するのは木村迪夫さん、79歳。山形県の農家に生まれ、農村の生活革新を進めるかたわら、南方の遺骨収集に参加したり三里塚闘争を記録した小川プロダクションを自宅隣に招いたりした。土と生きた体験を16冊の詩集に表現した農民詩人。その波乱の半生を、映像と語りで記録する2時間余りのドキュメンタリーだ。
 木村さんの生き方には、3度目の召集で戦死した父の不在が大きな影を落としている。小作人の父は農家の跡継ぎ。次男の叔父が戦死したときは、涙をこぼさない「皇国の母」だった祖母が、長男の父が戦死してから「怨念の塊」になって戦を呪った。10年以上、ご詠歌のように嘆きを口にしたという。その祖母の言葉を、木村さんはこう書き留めた。

にほんのひのまる
 なだてあかい
 かえらぬ
 おらがむすこの ちであかい
(「祖母のうた」)

木村さんは農家の長男。中学卒業後、男手のない家族を支えて働いた。そのかたわら県立上山農業高校定時制に通った。仲間と詩誌「雑木林」を創刊。「虫けらのように、言葉も持たず、表現活動をしないで一生を終えるような生活はしたくない。ものを見、発言できる百姓にならなければならないと思った」。この決意が、木村さんを支えた。
 青年団に入って、封建的な農村の生活改革を続け、結婚してからも平和運動や映画、演劇活動にも打ち込んだ。
 やがて高度成長の波が木村さんの住む山形にも及ぶ。プロパンガスが入って炭焼きが廃れ、小型耕耘機の導入で田植えや刈り取りの重労働が軽減され、代わりに牛馬の姿が消える。近隣の次三男は集団就職で郷里を後にする。働き手の父親世代は農閑期、都会へ出稼ぎに出るようになった。
 およそ10年経って転機がやって来た。建設工事現場に小学6年の娘から手紙が届いた。なかに、こう書かれていた。「早く帰ってきてください。お父さんと一緒に勉強がしたいのです」。
 減反も始まっていた。出稼ぎを止めても、農業だけでは食べていけない。始めたのは廃品回収業だった。土地の言葉でいう「ゴミ屋」。家族に相談した。二人の娘は「お父さんは職業に貴賎はないと言ってきたではないか」と言う。ゴーサインだった。買ってほとんど着ることもなく捨てられる衣服。無造作に捨てられる残飯の山…。「このまま行くと、日本は滅びると思ったね」。

このころ村に波紋が広がった。木村さんが千葉県・三里塚でドキュメンタリー映画を作り続けていた小川プロダクションを自宅の隣に招いたのだ。「村の閉塞的な状況を変えたい」という決断だった。家族は大反対だった。しかし間もなく、祖母が大の小川伸介監督のファンになり、妻のシゲ子さんも頻繁に行き来するようになった。小川プロはここに腰を据えて約20年。「ニッポン国古屋敷村」「1000年刻みの日時計」など海外の映画祭でも高い評価を得る作品が生まれた。



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小川伸介さん(左)、真壁仁さん(右)とともに ©『無音の叫び声』製作委員会

定時制高校時代に創刊した詩誌「雑木林」の仲間、青年団活動から付き合いのある友人たち、山形の農民詩人としていち早く活動していた真壁仁さんらとの交友関係など、幾重ものネットワークが木村さんの活動を後押しした。
 叔父が亡くなった南太平洋のウェーキ島を訪れて、多くの遺骨を収集。父が戦死した中国にも渡った。それらの思いが言葉になり、多くの著作に記録された。現代詩人賞、日本農民文学賞、斎藤茂吉文化賞などを受賞。農村に暮らし、土に根ざした言葉と表現が実った証でもある。



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木村さんの著作 ©『無音の叫び声』製作委員会

監督は原村政樹さん。環境や農業をテーマにした作品を撮り続け、「海女のリャンさん」(2004年)「里山っ子たち」(2008年)「天に栄える村」(2012年)などを発表。東京で3月14日に開かれた最後の試写会で挨拶し、「この映画は昨年10月、山形国際ドキュメンタリー映画祭公式上映作品として世界初上映されました。メーン会場の山形市民会館大ホールが満席となり、1000人を超える観客の拍手で迎えられました。映画の思い、木村さんの思いが伝わったのではないかと思います」と語っていた。

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<イベント>
4月10日午前と29日午前にトークイベント開催
原村政樹(本作監督)、佐高信(評論家)をはじめ
中村敦夫(俳優)、松元ヒロ(コメディアン)、高橋悠治(ピアニスト・作曲家)
渡辺えり(女優・劇作家)、などなど数多くの方々がご登壇くださいます。
★いずれも上映後に予定。
オフィシャルサイト「pole pole news」で詳細をご確認ください。
http://www.mmjp.or.jp/pole2/

当日料金 
大人 1700円
シニア・学生 1300円
中高生 1000円

映画「無音の叫び声」公式サイト

<お問い合わせ>
ポレポレ東中野(電話03-3371-0088)

田中泯ナレーション番組のお知らせ

★熊本、他の土地で相次ぐ地震の影響により放送延期★
4/23(土)17:30〜

ドキュメンタリー番組
NEXT 未来のために
「さらば砂防会館 ある官僚が見た戦後政治と公共事業」
NHK G 初回放送:2016年4月16日(土)午後5時30分
NHK G 再放送:2016年4月19日(火)午前1時30分

戦後政治の舞台となってきた砂防会館が閉鎖される。かつて田中角栄氏らが事務所を構え、“権力の館”と呼ばれていく過程で何があったのか?元建設官僚らの証言でたどる。1957年、土砂災害などを防ぐ「砂防」事業推進のために建設された砂防会館。しかしその名は、“角福戦争”と呼ばれる派閥抗争や、政界を揺るがしたロッキード事件などの舞台として知られる。会館の閉鎖を機に、今回、新たな資料が見つかった。そこからは、官僚らが公共事業を拡大するために政治権力に近づく中で、砂防会館が“権力の館”と化していく過程が浮かび上がる。資料と証言で、戦後政治と公共事業の関係に迫る。

http://www4.nhk.or.jp/next-mirai/

ホイットニー美術館

4/14〜4/24
「セシル・テイラー展覧展」

Min Tanaka’s performance at Whitney museum “Cecil Taylor – exhibition”
日本語の掲載は末尾になります

Thursday, April 14
-8 pm Concert: Cecil Taylor, Tony Oxley, and Min Tanaka
*This event is sold out.

Saturday, April 16
-2 pm Conversation: Cecil Taylor and Dance:Cheryl Banks-Smith, Dianne McIntyre, Heather Watts, and Min Tanaka

-5 pm Performance “Locus Focus” Min Tanaka(solo dance)
Floor Five, Neil Bluhm Family Galleries

Sunday, April 17
12 and 4 pm Screening: The Silent Eye (2016)

Wednesday, April 20
-3 pm Poetry and Music: A.B. Spellman; Anne Waldman with Devin Brahja Waldman; Min Tanaka and Tony Oxley

Thursday, April 21
-1 pm Performance “Locus Focus” Min Tanaka(solo dance)
Floor Five, Outdoor Gallery

Friday, April 22
-1 pm Performance “Locus Focus” Min Tanaka(solo dance)
Floor Five, Outdoor Gallery

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A Cecil Taylor Retrospective at Whitney Museum
period:14th Apr till 24th Apr



1994


photo:テイラー氏の自宅に壁に貼られた古いポスター/1994年 ニューヨーク グッゲンハイム美術館主催により行った田中泯とのデュオ パフォーマンス

2016年3月30日発刊 NYタイムズ
“The New York Times” By ANDREW R. CHOWMARCH 29, 2016

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<日本語表示>

2016年4月14日木曜日
オープニング コンサートイベント
・セシル・テイラー
・トニー オックスレー
・田中泯
チケット要予約
座席:700席(sold out)
料金:50$

2016年4月16日土曜日
トークイベント「セシル・テイラーとダンス」
・チェリル・バンク・スミス
・ダイアン・マッキンタイア
・ヒース・ワッツ
・田中泯
時間:14時

2016年4月16日土曜日
田中泯「場踊り」
場所:展覧会場内のいずれかの場所
時間:17時
料金無料:ホイットニー美術館への入館料に含まれます

2016年4月17日日曜日
上映時間:12時/16時(2回)
初公開 ドキュメンタリーアートフィルム上映
「The Silent Eye」70分
アミエル・クルティン・ウィルソン監督
12時/16時 2回上映 上映後:田中泯と監督によるトーク有り
※2016年1月数日間にわたりセシル・テイラーの自宅で連続プライベートパフォーマンスを行ったセシル・テイラーと田中泯。30年以上の関係にわたり、熟練された前衛的自由な形式を持つ二人の巨大な無言の時間をアミエル・クルティン・ウィルソン監督が記録撮影したもの。

2016年4月20日水曜日
朗読とコンサート イベント
AB・スペルマン
アン・ワルドマンとデヴィン・ブラヒア・ワルドマン
トニー・オックスレー、田中泯
尚、セシル・テイラー氏による朗読は不確定です。

2016年4月21日木曜日
田中泯「場踊り」
場所:展覧会場内のいずれかの場所
時間:13:00
料金無料:ホイットニー美術館への入館料に含まれます

2016年4月22日金曜日
田中泯「場踊り」
場所:展覧会場内のいずれかの場所
時間:13:00
料金無料:ホイットニー美術館への入館料に含まれます

山田脩二・日本晴れ 展 4/15〜4/24

写真展 「さ迷う山田脩二・日本晴れ 展あっちこっちで…」
田中泯の場踊りを数多く撮影している写真家山田脩二の展覧会を開催いたします!
※当展覧会は2015年6月21日〜6月25日に行われた山田脩二と田中泯のコラボレーションの記録
ダンス 田中泯
撮影 山田脩二
企画 樋口裕康



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開催期間:4/15(金)〜4/24(日)
★トークイベント有り★
4/16(土)18:00〜19:00
山田脩二+樋口裕康

<山田脩二プロフィール>
1939年 兵庫県生まれ。
桑沢デザイン研究所を修了後、印刷会社で印刷と写
真の技術を2年間学ぶ。退社後、グラフィックデザ
イナーを目指しながら、常滑や瀬戸内海などを旅す
る。1970-80年代にかけて、写真家として活躍。造
形的な写真を撮り続けるかたわら日本各地を旅して、
新旧入りまじった村や街、都市の風景を撮影した写
真が、数多くのメディアに取り上げられた。1982年
に職業写真家に「終止符宣言」をして、兵庫県淡路
島の瓦生産地集落・津井で瓦師(カワラマン)に転
身。伝統的ないぶし瓦を現代に活かす作り手として
活動しながら、地域に点在する炭焼生産地の現場を
訪ね、”焼き”にこだわり続ける。

1991年 吉田五十八賞
2000年 グッドデザイン中小企業庁長官特別賞
2007年 織部賞
2008年 日本建築学会文化賞

1974年『15人の写真家』展(東京国立近代美術館)
1977年『現代日本写真家』展(グラーツ市立美術館)
2006年『山田脩二の軌跡―写真、瓦、炭…』展
    (兵庫県立美術館)

【著書】・ 山田脩二 日本村1969-79(1979年)
    ・カメラマンからカワラマンへ (1996年)
    ・日本の写真集第39巻 山田脩二(1988年)
    ・山田脩二 日本旅1961~2010(2010年)

<樋口裕康プロフィール>
1939年 静岡県生まれ。
1965年 吉坂隆正+U研究室入社
1971年 象設計集団設立

1977年 芸術選奨文部大臣新人賞
1997年 都市計画学会賞
1982年 日本建築学会 最優秀賞
1990年 日本デザイン賞 大賞
1991年 ドイツFrankfurter Zwilling 賞
2002年 公立学校優良施設文部科学大臣奨励賞

【主な作品】 ・ 今帰仁村中央公民館
      ・ 名護市庁舎
      ・ 宮代町 ・ 進修館
      ・ 宮代町 ・ 笠原小学校
      ・ 常 滑 ・ トイレットパーク
      ・ 北海道ホテル
      ・ 台湾宜蘭縣 縣庁舎 , 議場

入場料:500円
場所:六花亭サロンKyu

告知掲載サイト
象設計集団          
http://zoz.co.jp/news/2016/04/post-44.html
高野ランドスケーププランニング
http://www.tlp.co.jp/jp/news/

住所:〒080-0010 北海道帯広市大通南5丁目17
主催:十勝サーカス


Yamada160312Y.350



uramen160316Y.500

<問い合わせ>
十勝サーカス
TEL:0155-30-4000
象設計集団(担当:浦木)

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今後の山田脩二 各地展覧会の予定
6/6(月)沖縄・ゴザ十字路
7/7(木)福島・阿武隅川河口
8/8(月)越後・出雲崎/寺泊海岸
9/9(金)淡路島・達磨窯
10/10(月)岩手・山形村 荷軽部/炭焼き

2016年11/27(日)〜2017年3/26(日)
兵庫県西脇市「岡之山美術館」
「山田脩二 日本村・日本旅・日本晴れ 展」

「日暮れ・年の瀬 山田脩二の会 展」
2016年12/7(水)〜12/20(火)
佐賀県佐嘉神社前[ギャラリーシルクロ]

坂本龍一+田中泯 commmons10 イベントにてトーク

2016年4月9日 14:45〜
J-WAVE「RADIO SAKAMOTO」トーク
田中泯 × 坂本龍一

★恵比寿ガーデンプレイスにてトークを行います!

入場券:8,800円 (税込) ※入場時ドリンク代500円
http://commmons10.com/ticket/

イベントタイムテーブルはこちら!
http://commmons10.com/timetable/



original400


58V4592.400

詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。

お問い合わせ
DISK GARAGE 050-5533-0888 (平日12:00~19:00)