月別アーカイブ: 2015年11月

神戸 講演☆田中泯「場踊り」11月14日 15時

田中泯 神戸公演
「踊り? たかが一個のカラダなのよ!」

「踊りの力―見ること、求めること、語ること」
対談:田中泯+市田良彦(映像記録上映後)

撮影+編集
石原淋
岩井主税

日時:11月14日 15時 終演18時頃 
場所:御影公会堂 和室
御影公会堂オフィシャルサイト
交通:阪神本線石屋川駅から徒歩3分
   JR神戸線「六甲道」駅より市バス16・36系統、「御影公会堂前」下車すぐ
   JR神戸線「六甲道」駅から徒歩15分
   JR神戸線「住吉」駅から徒歩10分
   阪急神戸線「六甲」駅より市バス16・36系統、「御影公会堂前」下車すぐ
料金:3000円(要予約/限定100名)
ご予約はこちらから
・振込の確認をもって、予約成立とさせていただきます。

<実行委員会挨拶文>
田中泯さんが久々に神戸にやってきます! 踊る場所は、西宮市北部の六甲山渓に位置する越木岩神社。周囲40メートル、高さ10メートルの花崗岩の大石——酒米を蒸すときに使う道具「甑」(こしき)に似ていることから「甑岩」と名付けられました——をご神体とする神社です。この「甑岩」以外にも、神社の周囲には「磐座」(いわくら)と呼ばれる日本の古神道において信仰対象となった岩が点在しています。日本各地に取り壊されていく場所は数多くありますが、この神社隣地の「磐座」もその一つです。
 
今回の「場踊り」では、ご神体としての「甑岩」のみならず、人々の生きる時間が重層的に流れる一帯&一体の場所を——「場所で」ではなくこの「場所を」——田中泯さんに踊っていただきたいと私たちは夢見ました。8月末日、この場所に田中泯さんに実際にお越しいただき、この度のイベントが実現することになりました。
 
「たった『一個のカラダ』が場所に向き合うことからはじまる踊り」を、公演(ショー)という形ではなく、より純粋にこの場所を感じていただくため非公開で行います。先鋭な撮影スタッフによりこの場踊りを記録のうえ、映像を編集し、ご本人に監修していただきます。そして、みなさまをお招きし、映像上映に加え、田中泯さんご本人とゲストに市田良彦さん(神戸大学教授、社会思想史/哲学)をお迎えし、トークを交えていつもとは少し違う「場踊り」を開催させていただきたいと思います。
 
風の気配が聞こえなくても、温度や湿度または苔の匂い、木々の影のぬくもりが、実際のものでなくても、私たちは何かを発見できると期待しております。
 
私たちは、なにを「求めて」踊りを「見る」のでしょう。カラダはなにを「求めて」踊るのでしょう。それについて「語る」とはどういうことでしょう。田中泯さんは、「すべてカラダからでしょ」とおしゃっていました。確かに、私たちは生まれた瞬間、自分のいちばん最初の環境であるカラダと向き合います。そこから、なにもかもはじまっていると思えます。分かりやすい「答え」があるとは思っていません。しかし、この機会はきっと、それぞれの人のカラダになにかを残してくれる貴重な時間になると確信しております。


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