松岡正剛「千夜千冊」

松岡正剛氏により、田中泯は多く言語を自身の踊りに浸水させ、より正確に身体に言葉の楔を打っていった。ここでは、松岡正剛「千夜千冊」にリンクしております。

———————–
田中泯は土方巽、暗黒舞踏の創始者、闇のダンスによって、深く影響をうけた「前衛的実験的なダンサー」である。

第二次世界大戦後の日本社会の中で、知的好奇心をもつ多くの人々と同じように、彼もまた文化的アイデンティティ懐疑するようになる。クラシックバレエ、モダンダンスのトレーニングを受け、1960年代にはモダンダンサーとして活躍していた。しかし、その後、日本のダンスコミュニティからの脱出し、また現代舞踊協会から除名される。 70年代、身体の心理的または物理的な結束を強調し、”ハイパーダンス”を展開する。この言葉は、松岡正剛氏、木幡和枝氏との共犯作業の中で発見し、田中泯は身体をもってそれを公私する。また日本の美術や文化コミュニティの主要な文化的影響も受けいれつつ、海外の知識人や科学者たちとも、意欲的に活動を日本国内に限らず世界にも展開させていく……. (舞踊資源研究所)